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NOTICE PC PS4 2020/06/30 19:15

蛇のクレードル:Part.4


夜になり、3両の戦闘車両がファイアスターターの格納庫を出発した。
埃をかぶった轍は瞬く間に冷たい草原の風の中へと消えていった。
ドーンチルドレンの俊敏なレースカー、ステッペンウルフの重装甲車両、そしてファイアスターターの勇ましい車両が、
同じ目的、そして同じ連絡用のチャンネルを持ち前進していた。

— いつになったら俺達の目的を教えてくれるんだ?
タキオンはシートに腰を下ろし、ハンドルを手放しながら思慮深く尋ねた。
— シグ、俺達を集めることがお前の仕事だとは理解しているが、何が起こっているのかくらい教えてくれても問題ないだろう?


— お前はいつもそうだな。
スルトは落ちそうなイヤホンを上手く掴みながら大笑いした。
— 昔から何もかも知り尽くしているつもりだろうが、それは違う。
もっと先にあるものを見る度胸がないお前は、そのせいで多くのものを見落としている。お前は恐れているんだ…。


— やめろお前ら。お互いやっと会えたっていうのに嬉しくないのか?
シグルドは弱々しくため息をついて減速した。チームは急がなければいけなかったが、不用意に注目を集めることはできなかった。


— 会えたのは嬉しいが、どうせならもっと…シンプルな再会が良かった。情熱的な他の仲間はこういうのを好むが、俺は…。

— 真面目に答えろ、シグ。俺達にどんな悪いニュースを持ってきたのか説明しろ。

友人からの聞き慣れた、しかし力強い声の要求に、ステッペンウルフは咳ばらいをして再び口を開いた。

— ここじゃだめだ。外で話そう。

目的地までの道中は騒がしい数時間となった。タキオンとスルトはテクノロジーと直感の優位性について、長年にわたる議論を続けた。
彼らは何年もこの議論を繰り返しているが、それはいつの間にかシグルドの世界そのものになっていた。
しかし、彼がその議論に介入したことはほとんどなかった。
ステッペンウルフにとって、旧友の口論を聞くことだけで十分な気晴らしになった。
少なくともしばらくは、荒野を厚く覆っている鉛のような雲の重苦しさを忘れることができたのだ。
この旅を終わらせたくないとシグルドは密かに思っていたが、間もなくして地平線上に淡いピンク色の光が現れた。

— 数分間ここに留まる。通信を遮断しろ。すべての通信だ。タキオン、あの時とは違うぞ。

しばらくの間沈黙が流れた。そしていつものように、シグルドが最初に沈黙を破った。

— 2週間ほど前、ステッペンウルフのアサルトフォースが渓谷で何か不穏なものを発見した。
俺達が協力して抑制しなければならない何かだ。
スタール、オデオン、ライリー…みんな既にこの事を知っていて、俺たちに準備を始めるよう命令を出した。
俺達がここにいる理由、それは俺達が生存者だからだ。

シグルドはヘルメットを脱ぎ、嬉しそうに冷たい空気を顔に浴びた。

— 俺達の役目は皆に警告し、迫りくるものに立ち向かうため仲間に加わるよう皆を説得することだ。力を貸してくれ。

少しの間を置き、タキオンとスルトはゆっくりと互いを見合った。

数分後、朝日がもたらす光とともに、生存者の領域に3両の戦闘車両が現れた。
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