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NOTICE PC PS 2020/04/30 18:45

ラジオ局「荒野の声」


生存者の諸君、こんにちは!昔なじみのレシーバーで、渓谷だけでしか聴けないラジオ局「荒野の声」です。
今ここにいるのは僕と僕の良心だけさ。なんてね、このヤマアラシの兄貴には良心の欠片もないよ。
そしてもちろんヴァラもいるよ!温かい紅茶でも飲みながらラジオを聴いてね(読むのが好きならそれでもいいよ)。


今回の特集は:


  • ● 大好きなリスナーからの手紙。そして…くそぉ、忘れちゃった。最近、物忘れが増えてきたんだよね。
  • ● とーっても離れた場所から撮影した写真。その場にいなかったみんなに自慢してあげるよ。

  • さっそく、リスナーの手紙から始めるよ:


    「聞いてください。
    ある日、私は新しい装甲偵察車両を試すためにヤマアラシたちに会いに行きました。
    (荒野の声:僕のお婆ちゃんがこの名前を持つのは僕しかいないといつも言っていたんだ。
    だから、このヤマアラシが一体何者かは分からない)
    そして、そこで私は何の変哲もない箱の形をした車両を見つけたんです(!)
    私は思わず「とても変わったデザインですね」と言ってしまいました。
    彼らは笑みを浮かべながら「あんたの馬はトロイの木馬だな」と言いました。
    私の馬は栗毛なので意味が分かりませんでした。そして、その車両はというと、
    まるで何かの薬を飲んだかのようでした…。
    『CROSSOUT』が起こる以前に薬局で働いていた私の叔母がこの冗談の意味を教えてくれました。
    それでもまだ、私には叔母もこの冗談も理解できませんでした。


    守秘義務契約を結んでいるので絵は描けませんが、レンガを思い浮かべてみてください。
    上手く想像できましたか?次に、そのレンガに大きな目が2つと、モリが複数くっついているのを思い浮かべてください。
    しばらくしてからもう一度彼らの元を訪ねると、その車両はなくなっていました。
    そして、技術者も「エンジニアリングの奇跡」に何が起こったのかを知りませんでした。
    サイコ・ピートがその車両をリーダーから買ったと言う人もいますが、
    彼の頭が荒野に侵されていることを考えればその可能性は十分にあると思います。」


    さて、ヴァラはこの話についてどう思う?


    — 輝く未来を夢見たサイコ・ピートがそのレンガのような車両を購入した。
    そのレンガに風船のような目がついた車両は、モリのように彼の心を射止めた。


    えーと、新しい情報はないみたいだね。疲れたのかな?


    — ああ、その通りだ。


    分かった、それなら僕が大好きなリスナーたちに週末に訪れた新しいスポットの話をするよ。
    君は休んでいてくれ。話を面白くするために写真をいくつか用意したよ!


    僕はこの新しい場所が気に入って、一日中そこで過ごしたんだ。
    ラジオ局でさえ、そんなに多くの時間を過ごしたりしないけどね。日差しの中を歩き回って楽しんだのさ。
    その日は悪夢の様に天候がころころ変わったけど、その分写真もたくさん撮れたんだ。


    最初の写真を見てよ。夜明けに撮った写真なんだ。
    夜中にこの場所に着いた僕は、気絶するようにすぐに眠りについた。
    そして、朝日とフレッシュな草原の匂いで目覚めたんだ。野花の香りは素晴らしい一日を始めるのにぴったりだったよ。


    僕は一人きりで自然の中を散歩し、風とのお喋りを楽しんだよ。
    その近くに住む僕の友達は彼のことを「ウィンド」と呼んでいるんだ。


    灯台に戻るとある人に出会ったんだけど、彼女については何も話せないんだ。
    その…少…女…に口封じされてるんだよね。彼女と会話を楽しんでいると、悪夢のような出来事が起こった。
    その闇はまるで…誰かがマーケットにあるありったけのペンキを使って空を黒く染めたかのようだった。真っ黒だったんだ。


    空は雲に覆われ、雷が轟き、雨が降った。
    でも僕たちは車両の中にいたからそこまで怖くはなかったよ(運転席には防護ガラスが備わっているしね)。
    でも、その時僕は真っ黒な雲の中に灰色の雲を見つけたんだ。僕はその雲を見ながら考えた。
    困難な状況の中にいたとしても、そこには必ず光がある。だから絶望的な体験をした後でもすべて上手くいくと信じたんだ。


    すると雨は直ぐに止み、数時間後には雲もなくなっていた。僕たちは座って黄金に輝く夕日を眺めた。
    新鮮な空気と湿った土の匂い、輝く光の中に映る灯台の影。
    それはまるで、自然が僕に「ほらね、すべて上手くいくと言ったでしょ」と話しかけているようだった。
    僕の心は温かくなった。運転席の暖房が点いていたからかな。
    残念ながら、彼女にはこの素晴らしい体験が理解できなかったようだ。
    僕のような哲学的な発想はなかったってさ。女性は難しいよね?
    一体何を考えているのかさっぱりだよ! 僕もそうだけど、実際、地球上の多くの人は空が好きなんだってね。
    そのことを考えながら僕は気づいたんだ。僕たちはみんな一つの世界で生きている…
    そして、それは美しいことだってね!



    生存者の諸君、君たちはどう思う?そう、今まさにラジオを楽しんでくれている君のことだ。
    どの天気の写真が一番好きか、どの景色が一番素敵だと思うか、手紙を書いて教えてほしいんだ。
    みんなからの手紙を楽しみに待っているよ!


    ***

    今回得られた情報はここまでだ。次回をお楽しみに!


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