NEWS

NOTICE PC PS 2019/02/06 18:50

ドレイク


引続き生存者諸君に荒野の生存者をご紹介します。
今回ご紹介するのはドレイクです。


アクセスレベル:トップ

ノーマッドの司令官の1人であるドレイクとセッション「コンタクト」についての、探検家「Loom」による随筆

私が初めにドレイクのことを知ったのは、南東の [機密データ]でのことであった。
彼は、ノーマッドの船団を名も無き渓谷にあるキャンプへと率いていた。

船団のリーダーが、あのドレイクであるとはすぐには気が付かなかった。
彼には、リーダーとして際立った風貌が全くないからだ。
しかし、通信セッションで彼を呼ぶ声を聞いた時に、私の予想は確信へと変わった。

私は、キャンプを見て、詳細を確認することを望んでいた。
そして、ノーマッドにドーンチルドレンとの繋がりがあることを確認できた。
これはとても大きな収穫ではあるが、組織にとってより価値のある情報を手に入れなければならない。

何もかもが [機密データ] で起こった。
ドレイクがエンジニア達と一緒に船を修理していた時、全ての作業が突然停止した。
彼を除く全てのノーマッドが、頭をのけぞらせて静かに立ち、小声なのか、
つぶやきなのかわからない不気味な声で何かを唱えだした。
人々は自分達の手を胸に当て、何かをつぶやいていたが、
ドレイクはなんと航空日誌をパラパラとめくり続けているだけであったのだ!
私はこれが、あるリーダーが人々に指示を出すためのある種の通信手段である、
「コンタクト」と呼ばれるものであると確信している。
しかし、なぜドレイクが他のノーマッドたちと同様の行為をしていなかったのか理解できなかった。

しかし、正にその日の夜に答えが分かった。
ドレイクが小さな袋を持って、静かにキャンプを離れて行くことに気が付いた。
彼は、渓谷の崖の部分へと向かっていた。見晴らしの良いところで、
ドレイクは彼自身の「コンタクト」を行っていたが、
前に目撃した「コンタクト」とは異なるものであった。
ドレイクは空を仰ぎながら立っていたが、彼の目は光っていた…実際に目が光っていたんだ!
ドレイクは、何か不可解な言葉をつぶやき、そして…その瞬間は、
まるで時間を忘れたかのような経験であった。
私が起きた時、周りに誰もいなかった。

ドレイクは朝に帰って来た。全身血にまみれて。
キャンプに戻る前に、彼はきれいな服を取り、着替え、キャンプに入る前に、
一緒に持って行った袋の中に他の日誌を入れた。
そして、次の日、彼は何事もなかったかのように作業をしていた。

ドレイクがユリシーズに代わって汚い仕事をやっていると断言できると思うのだが、
なぜ他の者たちに秘密にする必要があるのだろうか?

もう少し静観することとしよう。
E.L.


「ドレイク」のポートレートは現在獲得することができません。
TOP